「貴方の研究レポート、なかなか興味深かったわ。」
「・・・・・・。」





ホストクラブ(笑)
賭けをしようか。





MZDは、神になる前は普通の人間の子どもだったんだと思う。
人間だった頃の記憶はたぶんない。あってもおぼろげだと思う。
一番古くてハッキリしてる記憶は、自分の手に収束していくすさまじい力と、
後ろに転がっている、自分と同じくらいの3人の子どもの体。
その時に、彼は自分が自分でなくなってしまったのに気がついた。
MとZとDは、自分が手にかけた、おそらく友達だっただろう子どものイニシャル。


なんで、自分なんだろう





ムズカシイ





わー!!誰!?なんなの君達!!どこから入ったの!!?





タチコマ「バトーさんバトーさん!!」
バトー「なんだこりゃ・・・」





どうかしたのか?





あああなんか知らん人が!!byエレクトロ





それは一瞬のことだった。
視界の端を、大きな翼が横切った。

「・・・!」
「どうした」


少し前を走っていたアーミィが、急に立ち止まったジャックに気づき、引き返してくる。

「今・・・あの方向に、鳥が・・・」
「鳥?」
「・・・鳥・・・のような・・・」
「・・・レーダーは何も感知してない。
 この辺一帯、とくに歪みが発生した様子も、する気配もない・・・となると・・・
 ゴーストか、それの影の可能性が高いな。」
「ゴースト・・・?」
「次元の狭間ってのは、単にMZDの世界とニデラ世界を隔てているわけじゃない。
 俺たちが知らない世界も、この狭間のすぐ向こう側に存在してる。
 たまにだが、そういう他の世界の様子が映りこむことがある。
 そういった事象全般を、俺たちはゴーストと呼んでいるんだ。」
「・・・・・・」
「害があるものじゃない。むしろ気をつけなければならないのは、
 ゴーストのフリをして、狭間に存在している奴ら・・・おい、聞いてるのか?」
「・・・ゴースト・・・か・・・」
「(ため息)・・・行くぞ。」






ごきげん♪





バトーさん、ほんまええ男やねん。